生活科学科 生活科学専攻

自然と人間の関係について学び、
私たちの「生活環境」を科学します。


● 学科の特徴

 今日の私たちの豊かな生活は、科学技術のめざましい進歩と経済的成果に支えられており、私たちの生活環境も大きく変化しつつあります。しかしその反面、従来では考えられなかった環境破壊や資源の枯渇など深刻な問題が生じています。この様な諸問題は、個々の生活環境から地域社会、そして地球環境への連続した流れの中で相互に影響を及ぼしあうことから、従来の学問分野の枠を越えた総合的な対策が必要です。そして、身近な生活環境の場面においても、この様な視点からの新たな取り組みが求められています。
 以上のことを背景に生活科学専攻では、“人間”を中心に自然・人文・社会科学の広い視点から総合的に“生活”を科学する教育・研究を行っています。特に、私たちの生活の中心である衣生活と住生活をテーマに、今までの生活環境を見直し、衣と住の専門分野を有機的に関連付けながら21世紀社会における“人間と自然環境の共生”について理解を深める新潟県内でも特色ある学科です。


● 学生生活について

 短期大学の短い学生生活を楽しく、有意義に送るために数々の企画を予定しています。入学時には、1年生の学生生活を円滑にスタートしてもらうため、講義や学生生活などについてのオリエンテーションの他に、入学後すぐに2年生との懇談会があり、学年を越えた交流を企画しています。そして、新入生相互の交友を深めるとともに、学生生活を送る上での疑問や不安を直接教官と話し合う機会を持つため、1泊2日の研修旅行を行います。
 2年生になると就職活動や特別研究に対応するため、近隣県の関連企業、建造物などの見学と研修を目的とした2泊3日の研修旅行があります。また、卒業をひかえた2月初旬には一年間行った特別研究の成果の発表会が予定されていて、その終了後の1年生による2年生の歓送会も楽しい思い出になるでしょう。この他にも、最新の研究や就職の動向を知るために、学外で活躍されている講師による特別講義も随時開催されます。


● アドミッションポリシー

 現在の社会では、幅広い分野の成果を踏まえた斬新な発想が求められており、21世紀を担う人材育成の面においても、総合的な教育とこれを配慮した多様な入試制度の必要性が指摘されています。
 生活科学専攻は、私たちの生活環境を自然・社会・人文科学の分野を総合的に捉える教育を目的としていることから、従来の文系・理系といった枠組みにとらわれない学生を募集しています。私たちの身近な生活環境に興味をもち、様々なことについて積極的に学び、考え、伝える姿勢が重要です。生活科学専攻では、この様な幅広い学生を受け入れるために、一般入試科目には必修科目を指定しない選択科目制を実施しており、推薦入試においては学習意欲や論理的思考・表現などの人物重視の選考を行っています。
 多様な人間が集まることにより様々な可能性が生まれ、新たなアイデアと活気が創造されることを生活科学専攻では望んでいます。


● カリキュラムの特徴

 生活科学専攻の専門科目は「生活科学関連科目」、「衣の環境」、「住の環境」、「生活と情報」の大きく4つに分類されます。「生活科学関連科目」は衣と住の環境に関わる周辺分野の科目であり、幅広い視点から総合的に生活環境について学びます。「衣の環境」では繊維、布から新素材に至る衣服の材料、染色、整理や衣服着用時の快適性など、人と衣服の関係について学びます。「住の環境」では人を中心に、生活空間やインテリア空間・地域環境を創造するための基本的な考え方とその技術を学びます。「生活と情報」では情報化社会に必要なコンピュータ・リテラシーや情報収集・分析・発信方法について学びます。また、専門的な分野をより深く探求し論理的な思考を身につけるために、総合研究として生活科学研究が開講されます。
 生活科学専攻のカリキュラム編成は、限られた短期大学の環境の中において個々の学生の希望に応じた多種多様な講義科目の選択機会を提供するために、出来る限り専門科目の同時開講を避けるように工夫されています。これにより、様々な分野について学び、幅広い視点からの理解を深められます。


● 取得できる資格

 生活科学専攻では、実際の私たちの生活に関わる重要な分野に関する知識を幅広く学ぶことが出来ることから、卒業時に取得できる免許・資格も豊富であり、本専攻の特徴の一つでもあります。卒業時に取得可能な資格・免許は、次の通りです。

 これらの免許・資格は、それぞれ所定の科目の単位を修得することによって、卒業時に授与されますが、希望によっては複数、あるいは全ての免許・資格を得ることも可能な様にカリキュラム編成を行っています。また免許・資格に関する質問や相談への窓口として、専攻内の教官が分担してサポートを行っています。幅広い分野の免許・資格の取得が可能ですので、夢に向かって大いにチャレンジして下さい。


● 卒業後の進路

 卒業後の進路は、就職においては、新潟県の学生が多いことから県内への就職の希望が多くなっています。業種別には、金融業や一般の製造・サービス業の企業での事務職を希望して就職する学生が多い傾向にありますが、衣服、建築、インテリアなど生活科学科で学んだ専門を生かす関連企業にも就職して活躍しています。また、家庭科の教員や公務員などは求人数が減少していますが、 これらの職業を強く希望する学生は卒業後も就職を目指して頑張っています。進学においては、近年では10〜15%程度の学生が県内外の国公立大学の工学部、理学部、そして文系の学部へ3年次編入しており、さらに専門性を深めるために勉強を続ける学生が増加しています。
 生活科学専攻は、昭和38年の県立新潟女子短期大学開学当初の被服専攻を母体として現在に至る39年間の伝統があり、約1,500名に近い卒業生が各方面で活躍しており、新たな卒業生の活躍を暖かく見守っています。


STUDENT'S VOICE
丸山 恵美子さん
生活科学科 生活科学専攻2年

 生活科学は人間の生活の基本となる衣食住の中の衣と住を専門に学びます。また、実生活においての疑問や不思議を学ぶだけでなく研究も行います。私は教員を目指しているので学校生活は毎日多くの講義を聴いています。授業は忙しいですが周りにいる明るい友人たちや先生のおかげで楽しく充実した日々を送っています。






Copyright(C) 1997-2003 Niigata Women's College, All Rights Reserved

このページは県立新潟女子短期大学によって運営されています