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学生写真 2月3日、国際教養学科ロシア語コース二年生総出演!のロシア語劇「Кошкин дом(猫の家)」が上演されました。
ロシア語劇「Кошкин дом」   
新築の豪華な家を火事で失って・・
 2月3日、1313教室で、ロシア語劇「Кошкин дом」が上演されました。「森は生きている」で有名なマルシャークの作品で、ロシアではアニメにもなっていて親しまれていますが、日本ではあまり紹介されていません。ロシア語コース二年生は、3ヶ月前から、原作を読んで翻訳するところから取り組み、読み合わせや立ち稽古、大道具・小道具の準備、字幕用PowerPointの製作などを経て、この日の上演にこぎつけました。
 物語は、家を新築したネコ奥さんのところへやってきた貧しい子猫たちを、門番が邪険に追い払うところから始まります。ネコ奥さんは、訪れた客たちに豪華な住まいを披露してご満悦ですが、帰る客を見送る間に、暖炉から火が出て、あっというまに大火事になり、すべてを失ってしまいます。焼け出されたネコ奥さんと門番は、客たちの家を次々に訪ねますが、どこでも冷たくあしらわれて入れてもらえません。最後に、貧しい子猫たちが手を差し伸べ、みんなで力を合わせて新しい家を建てる、というところでおしまいです。作品全体が韻文になっているので、ロシア語で聞くと、音の響きを楽しむことができました。また、ステージや幕のない講義室でしたが、背後のスクリーンにイラストを映し出し、それを入れ替えることで場面転換にするなど、随所に工夫が凝らされた上演でした。
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