朗読の魅力に触れる
生活福祉専攻では、講義や演習、実習の他に年に一度、福祉や保育をより深く学ぶ機会として研修会を開催しています。この研修会では、将来、福祉専門職をめざす学生に福祉の現場、福祉サービスの利用者、支援者等のできるだけ生の声、姿に触れてもらい、講義等での学びをさらに深め学びの意欲向上につなげることを目的としています。今年は「人生80年の朗読」と題して、元NHK新潟放送劇団員辻直正さんに講演をしていただきました。幼い子どもの詩から、三谷幸喜や佐藤愛子のエッセイまでさまざまなジャンルの朗読を聞かせていただくことができました。参加した学生たちは、経験豊かな現役の講演者が作り出す世界にひたっていました。また、地元の紙芝居サークルで活動しておられる辻光江さん(妻)も、「少年と子だぬき」の紙芝居を披露してくださいました。子どもが家に帰る場面では、「赤とんぼ」のすてきな歌声を聞かせてくださいました。研修会終了後、辻さんご夫妻を囲んで交流会を行いました。後日、辻直正さんは新潟日報「窓」の欄(2006年7月21日)に、この日の研修会の様子を投稿してくださいました。
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